米原市女性の会とは
<地域にこめる思い>
かつて以前は、どこの地域にもあった婦人会は、仕事や 趣味の集まりではなく、年齢をこえてただ同じ地域に住む女性の地縁団体でした。
縁あって同じ地域に住むことになったものどうし、知り合いになって親しくなるきっかけでもあり、災害時の連絡体制を整備し、防災訓練、自治会の活動への参加、まちづくり活動の支援やボランティア、男女共同参画を通じて地域の暮らしの中での女性の地位、向上をすすめるなど、社会教育団体として幅広く活動してきました。
また、琵琶湖を含む環境保護活動として、石けん洗剤の普及に取り組んできました。
しかし、近年のライフスタイルの変化で会員数は減少し、活動は衰退していきました。
高齢化の進む山間部の集落や、農村部が多い米原市でも、同様の現象が起き、自治会単位の婦人会もまたひとつ、またひとつと解散し、存続も危うくなっています。
そんな中、平成17年、旧坂田郡の4つのまちが合併したのをきっかけに、なんとか米原市全体でこの活動を守っていこうと、会員自らの力で平成18年4月、「米原市女性の会」の設立にこぎつけました。
7年目を迎えた今もなお、会員数は100人をこえるものの、まだまだ会員の皆さんひとりひとりにも活動への参加がゆきわたらず、試行錯誤の毎日ですが、霊峰、伊吹山の裾野にひろがり、美しい清流が流れる水源の里「米原市」で、住みよい地域づくりの担い手として、努めていきます。